暇してる理学療法士のブログ

特に読んだからといって有益になることは少ないと思います。

理学療法士の臨床実習がスーパーバイザーのせいで何もためになりませんでした②

山田「明日からは8時に来て下さい。職員は8時45分に出勤してくるのでそれまでにデイルームと食堂の掃除をお願いします。あと調理室からデイサービスの利用者さんのお茶のポットを50人分もらって来て下さい。」

 

実習の流れや個人情報保護に関するオリエンテーションが始まると思いきや、急に業務説明が始まった。

 

今考えるとあり得ないが、職員よりも早く出勤するためには裏口からキーカードで鍵を開けて入らなければならない。入所されている利用者様がいらっしゃるので誰かしら職員は中にはいるがそれでも一学生が鍵を預かり1人で裏口から入り業務を行うこと自体あり得ない。

 

それに理学療法士における実習というものは一般企業のインターンシップやアルバイトとは違い学校から施設に対して謝礼を支払い臨床場面や社会のマナーなど勉強させていただく機会を得ている。仕事をしに行っている訳ではなく勉強しに行っているので雑務を任せるべきではない。

 

小さい雑務はこれだけではない。

会議の議事録のコピーとホチキス留め:内容にもよるが学生に見せるべきではない

駐車場の落ち葉掃き:なんの勉強にもならない

利用者様のご家族や来客へのお茶だし:お茶屋だった祖父の教えがこんなところで役に立つとは思わなかった

調理室から配膳車と利用者様への配膳:これはギリギリ今でもやっているところは多い。

 

臨床実習で勉強しに行くはずだった私は無給で働く奴隷になってしまった。

 

次回:介護老人保健施設におけるリハビリの闇と恐怖の見学